投資はなぜ怖いと思うのか?何歳でもまずは知ることから

投資や資産運用と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?

「なんだか難しそうだし怖い」
「自分には関係ない」
「今さらこの年齢では遅いんじゃ?」

そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。

特に、40代・50代。
投資のことは気になりつつも、仕事や家計、子どもの教育費、親の介護など、日々の生活で精一杯。
「投資なんて自分には無理だろう」と、心のどこかでブレーキをかけてしまうのも分かります。

でも、なぜ私たちは投資に対して「怖い」と感じるのでしょうか?

この記事では、「投資が怖い」と感じる理由をやさしく整理していきます。

つむ太
つむ太

一緒に「不安の中身」を見つめ直していきましょう

投資が怖い理由

①お金を失うかもしれない

まず一番の理由は、「お金が減るかもしれない」という不安ではないでしょうか。

これは僕も今でもずっと感じていますし、投資をしている人なら誰でも経験しています。

つむ太
つむ太

僕は収入が限られているので、資産が減るのはそのまま将来の不安に直結します…

ですので、「せっかく貯めたお金が減るぐらいなら、貯金のままの方が安心じゃない?」と思うのは、ごく自然なことです。

お金は生活の基盤ですし、慎重になるのは当然のこと。
だからこそ、まずは「リスクの正体」を知ることが大切なんだと、僕は思っています。

②よく分からない・難しそう

投資と聞くと、どうしても「専門的」「ややこしい」というイメージがありますよね。
聞き慣れない用語が多く出てきて、仕組みも複雑そう。

それもそのはず。
僕たちは学校ではお金のことをきちんと教わってきません。
だから「分からない」と感じて当然なんです。

ちなみに僕の初めての“投資”は定期預金でした。もう20年以上前のことです。
元本保証の定期預金ですらネットで申し込むときに不安で、ボタンを押すのを何度もためらったのを覚えています。

それくらい「分からないこと」は、人を怖がらせます。

だから、投資に対して不安を感じるのはごく普通のことなんです。
でも裏を返せば、「分かれば怖くなくなる」ものでもあります。

③ギャンブルみたい

「結局、投資って運でしょ?」

そう思っている人も少なくないと思います。

実際、短期で大きく儲けようとする投資は、ギャンブルに近い要素もあります。
僕も昔、そんな投資で痛い目を見たことがあります。

でも、すべての投資がそうではありません。

長期でコツコツ積み立てたり、リスクを分散したり、「増やす」より「守る」ことを重視する方法もあります。

投資はやり方次第。
知識があれば、ギャンブルとは全く違うものになります。

でも本当に「怖い」で終わらせていいのか?

投資が怖いと感じるのは、自然なことです。
でも、将来のこと、老後のこと、お金のこと…
ずっと気になっているのに何も変わらないままでいて、本当に大丈夫なのでしょうか?

僕自身、長らく「投資=怖い」と思っていました。
でも今は、こう感じています。

「投資をしないままでいるほうが、よっぽど怖い」と。

20年前、僕は知識もないまま、ただの勘に頼った投資をして失敗しました。
でもここ数年、ようやく正しい知識を得て、やっと向き合えるようになってきました。

それはずっと学んできたわけではなく、正しい知識を得るきっかけが数年前だったというだけです。

そして今では、以前よりもずっと、将来のお金に対する不安が小さくなっています。

投資をしないままだったら、今もずっと不安だったと思います。

「知らないこと」が不安の正体なら…「知ること」が、その不安を軽くしてくれると僕は信じています。

怖さは「ゼロ」にならない。でも…

僕たちアラフィフ世代は、「お金は貯金がいちばん安全」という時代で生きてきました。
投資なんて、一部の人がやる特別なもの。
そう思ってきたのは無理もありません。

でも、何もしないまま、年金や老後のお金にずっと不安を抱えて生きるのも苦しいことです。
「もっと早く知っておけばよかった」と思う未来こそ怖いかもしれません。

確かに投資にはリスクがあります。
でも、怖さを「なんとなく不安」から「ちゃんと理解して判断できるもの」に変えることはできます。

しかも、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
今は100円からでも投資ができる時代です。

次回は、「NISAでオルカンを1万円買ってみる」という、小さな一歩についてお話ししたいと思います。
難しいものではなく、仕組みを知れば、自分に合っているかどうかが分かってきます。

興味が出てきたら、また続きを読みに来てくださいね。